ベジタリアンとは?なぜ人は菜食主義者になるのか徹底解説

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ベジタリアンとは、動物性の食べ物を避け、植物性の食べ物を中心とする食生活を送る人のことを指します。

日本語では菜食主義者と呼びます。

ただし、一口にベジタリアンと言っても

  • 何を食べていいのか
  • なぜ肉を食べないのか

など、許容範囲や動機が微妙に異なります。

本記事ではそんなベジタリアンについて解説をさせていただきます。

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ヴィーガンとの違い

ベジタリアンと同じく、動物性の食べ物を避ける食生活を送る人として「ヴィーガン」と呼ばれるカテゴリーもあります。

しかし、ベジタリアンとは異なり、ヴィーガンは卵や乳製品も食べません。

さらに、食生活だけにとどまらず、革や毛皮などの動物製品も拒否するのがヴィーガンです。

ベジタリアンは「植物性中心の食生活を送る人」、ヴィーガンは「あらゆる動物搾取を拒絶する人」と言うことが出来るでしょう。

ベジタリアンの歴史

近年、世界中で持続可能な社会の実現が叫ばれていること、そして畜産が持続可能性に悪影響を与えていることなどから、ヴィーガンやベジタリアンが注目を集めています。

しかし、ベジタリアンの歴史は意外と古く、1847年にはイギリスでベジタリアン協会が発足され、日本でも明治時代には「菜食主義」として人々に認知されていました。

ただ、ベジタリアンという概念が世界で広く認識されたのがそれくらいの時期というだけで、肉を食べない食生活を送っている人たちはもっと昔からいました。

遥か昔より人々の食生活を大きく左右していたのが「宗教」です。

例えばヒンドゥー教では乳製品は食べてもいいが、牛は神聖な生き物なので食べることは出来ません。

逆にイスラム教では豚は不浄なものであるとされ、食用が明確に禁止されています。

特に国民の80%がヒンドゥー教徒、13%がイスラム教徒であるインドでは、国自体に不殺生戒(アヒンサー)と呼ばれる思想が定着しており、国民の40%がベジタリアンとも言われています。

そんな国民性を考慮し、マクドナルドはインドでは牛肉や豚肉を使ったハンバーガーは販売せず、ビーフやポークを使用しないインド限定のハンバーガーが販売されたりしているほどです。

なんでベジタリアンは人によって「あれは食べる」「これは食べない」みたいな思想が違うのか、と思ったことがある人もいるはずです。

その理由の一つが、上で挙げた「宗教観」なのです。

ベジタリアンになる動機

人はどんな理由でベジタリアンになるのか。

その理由は様々でしょうが、多くの場合

  • 宗教
  • 倫理
  • 環境

という3種類の同期に分類することが出来ます。

宗教

ベジタリアンの歴史でもすでに触れた通り、「宗教観」が理由でお肉を避ける人が多いです。

ヒンドゥー教やジャイナ教は牛肉を食べず、イスラム教では豚肉を食べることを禁じています。

仏教では完全に肉食を禁じているわけではありませんが、「不殺生戒」という”生物を殺してはならない”という教えがあるため、日本でも仏教の修行僧は肉をはじめとする動物性たんぱく質を食べません。

そして、この人たちは、そもそもベジタリアンになろうと思ってなったわけではなく、物心ついたときにはすでにベジタリアンになっているのです。

倫理

ベジタリアンになる動機の一つとして「倫理的な理由」が挙げられます。

倫理的な理由とはつまり、「人間と同じ動物を殺していいのか」という考え方です。

また、近年の工業畜産などのように、機械的に動物を飼育することに反対する考え方もあります。

アメリカ人に見られるような、いわゆる「ベジタリアン」という場合、倫理的な理由で食べない人のことを指すケースが多いと思います(主観ですが)。

環境

世界中で持続可能な社会の実現が叫ばれるようになって、近年増えてきているのがこの「環境」を動機とするベジタリアンです。

工業畜産は大量の温室効果ガスを排出するとされ、自動車・航空機・船舶などすべての交通機関の排出量に匹敵するほどです。

このように、地球の環境に悪影響を与えながら生産する工業畜産は持続不可能なので、持続可能な植物性の食べ物を食べる人たちが増えているのです。

環境を動機とするベジタリアンの中には、乳製品や卵に加えて魚も食べるペスコベジタリアンが多い印象です(漁業は畜産ほど二酸化炭素の排出量が多くないため)。

最後に

以上がベジタリアンについての解説です。

ベジタリアンやヴィーガンなど、植物性の食べ物中心の食生活が近年は注目を集めています。

とは言え、必ずしも肉を食べることをやめる必要はないと思います。

大切なことは、なぜそれらの食生活が注目を集めているのか、畜産が環境にどのような影響を与えるのか、そういったことを知ることです。

知った上で、自分の食生活を自分の意思で選択する。

このような姿勢が、これからのサステナブルが問われる時代を生きる上で求められていくでしょう。

今一度、「食べる」ということについて考えてみましょう!

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