紙ストローまずい問題について個人的に思うこと

2022年10月、スタバに続いてマクドナルドも紙ストローの導入を決めました。

材質の変更により、年約900トンのプラスチック使用量を削減できるそうです。

そのほか、すかいらーくHDやイオングループなどもプラ製ストローを紙製に切り替えています。

各社とも脱プラに対応しているようですね。

ただ、こうした紙ストロー導入のニュースがあると、毎回多くの批判の声があがります。

というわけで、そういった批判に対するアンサーを勝手に返してみようと思います!

味がマズくなる

「紙ストローだと味がマズくなる」

というのはもうお決まりの批判ですね。

ただ、そう思うのなら、ストローを使わずに直接口をつけて飲めばいいだけだと思うんです。

別に店側から紙ストローを使うことが強制されているわけではないのですから。

みなさんご自宅でストロー使わずに飲み物のんでますよね?

なぜ外で飲み物をのむときだけ、細長い筒を通さないと飲み物が飲めなくなるのでしょう。

どうしてもフラペチーノやマックシェイクをストローで飲みたいならSTENAIのようなマイストローを使えばいいだけです。

蓋がプラ製

「ストローが紙でも蓋がプラじゃないか」

というのも良く見かける批判です。

ですが、この批判については、例えば学校のテストの点数で80点をとったとき

「でも20点間違えているから0点だ」

という批判をしているに近い気がしています。

20点分は今後の課題だとして、80点取れた事実は否定されないでしょう。

例えばマクドナルドなら、ストロー分だけでも900トンのプラスチックが地球上から削減できることは間違いないわけです。

蓋がプラのままであることは、ストローのプラ削減を否定する根拠にはなりません。

森林伐採に繋がる

「紙製にすれば今度は森林伐採に繋がる」

という意見がありますが、スタバやマクドナルドの紙ストローは人によって適切に管理された森林の木材を使用しています。

森林は適度に伐採して手入れをしないと森が密集して低木が育たなくなりますし、土砂災害などの原因にもなります。

成長しきった木は徐々にCO2を吸収しなくなりますが、新しい木を植えれば光合成によりCO2を吸収することに繋がります。

石油は限りある資源ですが、木は新たに植えることができます。

プラストローに戻してほしい

「紙ストローはまずい。プラストローに戻してほしい」

という意見もよく散見されます。

ただ、そんなにプラストローを使って飲み物を飲みたいなら、プラストローを採用している別のお店に行けばいいだけだと思うんです。

ハンバーガーチェーンは、マクドナルドだけではありません。

喫茶店も、選択肢はスタバ以外にも沢山あるはずです。

これは何も、ストローに限った話ではありません。

皆さんは自ら条件を絞り込んで、数ある飲食店の中から一店舗を選択して入店しているはずです。

喫煙席があるお店に対して「禁煙にしてほしい」なんて要望は出さず、黙って完全禁煙のお店を探しますよね?

人間関係でもそうですが、他人を変えるより自分を変える方が簡単だということは覚えておきたいところです。

まとめ

個人的に、プラストローと紙ストローのどちらが環境に良いか云々よりも

「使い捨ての習慣を減らすことに繋がる」

という点では大いに期待しています。

結局、紙ストローは資源を使うし、マイストローも水や洗剤を使用するので、直飲みが最もサステナブルです。

私自身、スタバで紙ストローが導入されてからは、直飲みするようになりました。

慣れないことをやれば最初はストレスでしょうが、習慣化すれば大した問題じゃありません。

変化に適応していくのが人間という生き物です。

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