rrrrrrrrr(ナインアール)がサステナブルと言える3つの理由とは?

アパレル
この記事を書いた人
RYU

サステナブル生活を送る人たちが集まる「サステラコミュニティ」運営。生まれも育ちも神奈川県。サステナブル生活2年目。フォロワー4万人のInstagramを中心にSDGs、地球温暖化、エシカル消費などの情報を発信しています。

RYUをフォローする

私はSNSやブログでサステナブル情報について発信をしています。

SDGsであったり、脱炭素であったり、エシカル消費といった情報です。

中でも、ファッション業界は非常に環境負荷の大きな産業であるため、洋服のサステナビリティについては積極的に発信しています。

そして私自身も、数多くのサステナブルファッションを購入してきました。

そんな中で、フォロワーさんからよく

「オススメのサステナブルファッションブランドはありますか?」

という質問を受けることがあります。

もちろん質問をしてくる人の性別や年齢、予算によってオススメするブランドは変わります。

ただ、rrrrrrrrr(ナインアール)をオススメする頻度が多いなと感じています。

なぜナインアールがオススメのブランドなのか?

どういった点がサステナブルと言えるのか?

本記事ではナインアールのサステナビリティについてお話させていただきます。

スポンサーリンク

コンセプト

ナインアールは2021年までMERCI(メルシー)というブランド名で商品展開を行ってきました。

しかし2021年9月9日からrrrrrrrrr(ナインアール)という名前に変更されました。

Reduce
(服を無駄につくらない)
原価を下げるための大量生産や、値引きを前提とした大量生産をしない。必要な数だけ生産する。
Reuse
(価値ある服は再利用する)
着なくなった服は捨てるだけではなく、まだ着用できる服は再利用する。
ナインアールは、古物商の許可を取っており古着の買付と販売も行っている。
Recycle
(資源に戻し再利用する)
再利用できる素材を活用し、着なくなって焼却破棄されるだけでなくリサイクルし再利用できる素材を活用する。
Refined
(洗礼された、磨かれた素材を活用する)
見た目をオシャレにするファッションアイテムではなく、着用することで満足できる衣類を生産するために素材を厳選する。
Real
(リアルをユーザーへ伝える)
使用している生地や生産背景などの活動について、情報を隠したり、嘘を付いたりしない。ありのままをSNSを通じてユーザーへ伝える。
Rational
(合理的な判断で在庫ロスを減らす)
ユーザーに価値を伝えた上で予約をしてもらい受注生産を行い在庫ロスを減らしたり、季節物のシーズンアイテムでは無く一年中着用できるアイテムを展開することで在庫ロスを減らす。
Reset
(今までの常識をリセットする)
これまでのアパレル業界の常識が本当に正しい手段手法なのかを考え直し、状況を切り替えるために一旦すべてを断ち切り、全て最初からやり直す。
Radical
(先鋭的な思考で社会問題へ挑戦する)
これまで従来のアパレル業界の手段手法を繰り返すのではなく、問題解決にフォーカスし新しい手段手法やテクノロジーを活用する。
React
(また行動する)
たとえ失敗したとしても諦めず、螺旋階段を登っていくイメージで何度も繰り返し行動し続ける。

上記の通り、9個の英単語の頭文字のRを取ったのが新しいブランドネームの由来です。

ブランドネームを変える前から9個のRについて取り組んできたブランドですが、名前を変えることでよりサステナブルにコミットしていく決意の表れなんだろうと思います。

もちろん、これらはあくまでもナインアールが掲げる「理念」です。

理念だけをもってナインアールがサステナブルであるなどと言うつもりはありません。

サステナブルと言える理由

多くの人が気になるであろう点はおそらく

「9つのRは分かったけど、本当にそれが実行できているのか?」

という点でしょう。

ご安心ください、ナインアールは着実に「9つのR」を実行に移しています。

その根拠としては

  • 受注生産
  • MADE IN JAPAN
  • サステナブル素材

これら3つのキーワードに集約できると思います。

それぞれ詳しく解説させて頂きます。

受注生産

ナインアールがサステナブルと言える最大の理由が「受注生産」です。

ファッション業界の「大量生産」こそが、世界が抱える多くの問題を生みだしてきたからです。

一般的なアパレルブランドでは、値引きすることを前提に大量生産を行います。

ただ、こういったファッション業界の慣習によって、地球環境に大きな負荷がかかっています。

世界で使用される殺虫剤のうち16%、農薬のうち7%がコットンの畑で使用されています。

そして一枚のTシャツに必要なコットンの生産に使用される水の量は2,700ℓです。

一着の洋服をつくるのに、これだけ環境負荷がかかるわけです。

それに加えて、近年ではファストファッションなどの流行もあり、大量生産・大量廃棄はさらに加速しています。

ファッション業界が世界で2番目に環境汚染をしている産業であると言われるゆえんです。

また、洋服の大量生産が生み出している問題は環境問題だけではありません。

たとえば、多くのファッションブランドは、洋服の生産コストを抑えるために、人件費の安いベトナムやバングラデシュで縫製をします。

そして途上国の縫製工場は、先進国のメーカーの依頼にこたえるため「なるべく安く」「なるべく大量に」生産しようと必死になります。

こうした先進国と途上国の構図によって引き起こされた事件が「ラナ・プラザの悲劇」です。

2013年4月24日にバングラディッシュの首都ダッカ郊外にあるラナ・プラザという商業ビルが崩壊し、死者1100人以上・負傷者2500人以上・行方不明500人以上の大惨事になった事故です。

先進国のブランドの要望に応えるため、洋服の生産量だけを最優先し、元々5階だったビルを無理矢理8階建てにしたのが、事故が起こった背景にあります。

コストを下げるために鉄筋を使わない違法な増築を繰り返し、ビルにひびが入っていることを従業員が訴えても強制的に働かされたと言います。

この事件から、ファッション業界には先進国と途上国の貿易の不均衡があり、労働環境が劣悪な状態にあったことが浮き彫りになりました。

洋服を大量に生産することは、地球環境にとっても、私たち人間にとっても、大きな弊害を生み出すのです。

こういったファッション業界の課題を克服するには、生産数をコントロールするということが非常に大切です。

だからこそ、ナインアールのように無駄に洋服を生産せず、必要な数だけを生産するということは、とても持続可能性に配慮された生産体制なのです。

サステナブルをうたっているファッションブランドでも、受注生産を取り入れられているブランドは限られています。

だって、ビジネスの観点からいえば、どう考えても受注生産は効率が悪いからです。

受注生産にすればまず間違いなく販売できる量は落ちます。

上場しているような大手のアパレル企業が受注生産を取り入れようと思ったら、まず間違いなく株主から反対されて頓挫するでしょう。

というよりも、大量に店舗展開していて、多くの従業員を店舗に配置しているようなブランドには、そもそも受注生産を導入することは不可能に近いです。

そう考えると、受注生産を取り入れているナインアールは、サステナビリティに対して大いなる覚悟を持って取り組んでいることが分かります。

サステナブル素材

ナインアールで展開されている洋服は

  • オーガニックコットン
  • REPREVE®
  • FOOD TEXTILE
  • テンセル

といったサステナブルな素材が採用されています。

オーガニックコットン

オーガニックコットンとは、化学肥料や農薬を使用せず、有機栽培で生産された綿のことを指します。

ジーンズ1本分の綿を生産するには1万リットル以上の水が必要ですが、オーガニックコットンの場合は243リットルで済みます。

コットンの栽培で使用する水はブルーウォーター(河・湖の水)とグリーンウォーター(雨水・土壌に蓄えられた水)の2種類があり、農薬を使用していない健全な土壌は水の吸収力と保持力が優れているため、ブルーウォーターに頼る必要がありません。

オーガニックコットンの栽培の95%がグリーンウォーターで生産されると言われており、そのため水の使用量が少なくて済むのです。

また、収穫の際には、通常のコットンのように枯葉剤を散布したり機械を使って刈り取ったりせず、ひとつづつ丁寧に手摘みで収穫をしていきます。

農薬にも機械にも頼らないため、温室効果ガスの排出量は通常のコットンに比べて46%も少ないと言われています。

また、オーガニックコットンは生産者たちの貧困の解消にも繋がります。

2019年で世界のコットンの62%を生産しているインドでは、綿花農家の大半が貧困状態にあります。

すでに貧しい人たちがコットン栽培を始めることが多いため、工業的農業に必要となる高価な肥料・殺虫剤・遺伝子組み換え種子を買う資金がなく、借金からスタートするのです。

インドの農家の平均年収は、1haあたり約1,315米ドルであるのに対し、綿花農家の平均年収は1haあたり約995米ドルと、約300米ドル程度の差があります。

一方のオーガニックコットンは、インドの約90%の綿作で使用されている遺伝子組換え種子や化学肥料や農薬が使われないため、生産コストを最大50%削減することができます。

オーガニックコットンを選ぶことは、地球環境にも、生産者にも配慮することに繋がるのです。

REPREVE®

REPREVE®(リプリーブ)とは、米国テキスタイルソリューション企業のUnifi社が開発した繊維のこと。

使用済みのペットボトルなどのリサイクル素材から作られたリサイクル繊維です。

REPREVE®を開発するUnifi社によってこれまで250億本以上のペットボトルがリサイクルされました。

250億本以上のペットボトルをリサイクルするということで、資源の節約につながっています。

  • 1年間で236,567世帯に電力を供給するのに十分なエネルギーの節約
  • 1年間で290万人が毎日利用する飲料水の削減
  • 6億4600万kgのCO2排出削減

Repreve®素材を採用することで、これだけのサステナブルな効果があるのです。

FOOD TEXTILE

フードテキスタイルは、ファッション業界から廃棄食材を再活用するプロジェクトです。

従来であれば捨てられるだけだった形の不揃いなど規格外の食材や、カット野菜の切れ端などを食品関連企業や農園より買い取り、植物に含まれる成分を抽出、それを染料にして染め上げています。

日本では年間2531万トンもの食品廃棄が発生しています。

そのうち食品ロスは年間600万トンにのぼります。

日本人の1人あたりの食品ロスは1年で47キロです。

これは、日本人1人当たり毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量です。

FOOD TEXTILEは、素材そのものが環境負荷が小さいというだけでなく、食品ロスという問題解決にも寄与する素材なのです。

テンセル

ユーカリなどの木材パルプを溶剤で溶かして、中のセルロースを繊維に再生したものをテンセルといいます。

テンセルは人が管理・栽培している持続可能なプランテーションから供給される木材を使用します。

人がしっかり管理をしているので、無計画な森林伐採を防ぐことができます。

ユーカリの木は耕地面積が少なく、同じ量の綿布を作る場合に必要とされる綿畑の耕地面積の10分の1で済むという点が大きなメリットです。

また、水の使用量も非常に少なく、コットンの14分の1程度で済みます。

テンセルは堆肥化可能で生分解性を有することが認定されています。

土に埋めると4~5か月程度で完全に自然環境に還ることができます。

例えば自然界で分解されるのに、レザーバッグは50年、ポリエステルのドレスは200年かかると言われています。

そういう意味でもテンセルの生分解の早さがお分かりいただけると思います。

最近でこそオーガニックコットンを採用するブランドも増えてきていますが、フードテキスタイルやテンセルなど、ここまで種類豊富にサステナブル素材がラインナップされているブランドは珍しいです。

さらにいうと、各洋服のページで、どの素材がどのように環境に配慮されているのかが説明されているのも非常に親切です。

これまで数多くのサステナブルファッションブランドを見てきましたが、ナインアールほど丁寧に「素材説明」をしているブランドを見たことがありません。

これが出来ているのって、要するに「洋服と環境負荷」について問題意識を持っていることの証なんですよね。

それぞれの素材が持っているサステナビリティについて理解しているからこそ、その素材の良さを自分たちで言語化できるわけです。

ナインアールには、こういった細かな部分にサステナブルに対する本気度がうかがえるんですよね。

MADE IN JAPAN

ナインアールは活動拠点である佐賀県や、隣の長崎県の縫製工場で服を作っています。

日本の安全な生地メーカーの生地を使用し、高い技術を持つ国内の工場で製造されています。

現在、日本で販売されている服の内、国内で縫製されている服の割合は2%しかありません。

そして生産を他国に丸投げすることで、引き起こされる弊害というのは必ずあります。

それこそ、バングラデシュでラナ・プラザの悲劇が起こった際には、先進国のメーカーは「そんなずさんな管理体制だったとは知らなかった」ということを各社口をそろえて言っていたわけです。

日本の工場で縫製されていて、アパレルブランド自身がその工場と繋がりをもっていれば、防げた事態であるとも言えるでしょう。

ですから、自社でしっかり生産工程をマネジメントするためにも、できれば日本国内で縫製されることが理想的なわけです。

また、洋服に限らず、食品でもなんでもそうなんですが、海外からモノを運ぶということは、すなわち多くのCO2を排出することになります。

商品が完成するまでにサプライチェーンでどれくらいのCO2が排出されたか、という考え方をカーボンフットプリント(炭素の足跡)と呼びます。

食べ物でも地産地消が推奨されていますが、それはまさに、食べ物の移動距離が少ない方が、CO2排出量が少ないためです。

ですから、カーボンフットプリントの観点から言えば、MADE IN JAPANであることは間違いなく環境に配慮されていると言えるのです。

しかもナインアールが良いなぁと思うのは、実際に日本の工場を訪問したり、スタッフさんが生地を届けたり、生地の展示会に行ったりしている様子を、WEBサイトにアップしている点です。

どんな人たちが洋服づくりに関わっているのか、その一端を垣間見ることが出来るんですよね。

ベトナムやバングラデシュの工場に丸投げしているファッションブランドには到底真似できません。

MADE IN JAPANであるだけでなく、透明性の高さであったり、人の温かみを感じられるのも、ナインアールの大きな魅力です。

2つのおすすめポイント

デザイン性

ナインアールはデザイン性についてもオススメできるポイントです。

言葉が悪くて申し訳ございませんが、サステナブルファッションでは

「地球環境や生産者には配慮されているけどデザインが微妙

というパターンがよくあります。

私もかれこれサステナブルファッションを買い始めてから1年以上経ちますから

「サステナブルファッションブランドを挙げてください」

と言われたら15個以上は答えられます。

ただ、オシャレだと思えるブランドは本当に一握りです。

個人的には、デザインがオシャレであることもまた「持続可能性」の一つであると考えています。

私自身、サステナブル生活を始める前から洋服を買うのが好きで、サステナブル生活を始めてもそれは変わりません。

そしてもし、サステナブルに配慮してダサい服を買えと言われたら、それは丁重にお断りするつもりです。

というのも、サステナブルというものは我慢であってはいけないと思うんです。

我慢では決して人は動きません。

人は楽しいこと、美味しいこと、オシャレなことに対して興味を持って行動する生き物です。

ストレスなく継続できる、ということが、サステナブル生活では重要です。

持続可能という言葉は、私たち自身がそれを「継続できる」という意味も含まれています。

私も、サステナビリティを楽しめているからこそ、継続できています。

オシャレだと思えるからこそ、着ていて気持ちがいいからこそ、愛着を持ち続け、長く着続けることが出来るのです。

私ですらダサい服は買いたくないと思っているわけですから、環境問題に無関心な人たちはもっと受け入れられないはずです。

そういう意味で、ナインアールはサステナビリティとデザイン性を上手く両立しているブランドだと思っています。

大人びた落ち着いたデザインですが、シンプル過ぎず、かといってカジュアル過ぎない絶妙なバランスです。

この絶妙なバランスこそが、オフィスカジュアルとしても着れるし、プライベートでも着れる、という汎用性の高さに繋がっています。

しかも、「最先端のデザイン」というよりも「いつの時代も通用する普遍的なデザイン」であるという点が、ナインアールの良さでもあります。

洋服が大量生産・大量廃棄されることの背景には「流行」も大きく影響しています。

どのブランドもSS(スプリング・サマー)やAW(オータム・ウィンター)といったように、シーズンごとに新作を展開しています。

ファストファッションともなれば毎週新作が発売されます。

そして広告代理店やメディアによって流行が生み出されたり、あるいはSNSなどで自然発生的に流行が生み出されたりします。

ただ、こういった流行はあくまでも一過性のものですから、1年たてば大きく変わります。

去年はオシャレだと思われていたデザインが、翌年には陳腐化してしまう、なんていうのはファッション業界ではよくあることです。

というより、ファッション業界に限らず、あらゆる業界であることですね。

例えばアップルが毎年新作のiPhoneを発売しているのも、短期間で新製品を市場に投入することで、旧製品を使っている自分が「ダサい」と感じ、新商品を購入する意欲をかき立てる、という手法によって毎年多くのiPhoneが売れているわけです。

短期間で新作を出し、旧作をダサいと感じさせ、買い替えさせる手法を「計画的陳腐化」なんて呼んだりもします。

そして、沢山の洋服を売りたいファッションブランドにとっても、流行というものは非常に都合がいいのです。

毎シーズン新しい洋服を買って欲しいわけですからね。

流行に乗れていない自分がダサい、と感じてもらいたいのです。

これが多くのファッションブランドの本音です。

ただ、まだまだ着られる洋服なのに、流行のせいで陳腐化してしまったら、それはもはや事実上「着られない服」となり、廃棄へと一直線です。

だからこそ、ナインアールのように、必要以上にトレンドを追及していない普遍的なデザインは、長く着用できるという意味でもサステナブルなのです。

ナインアールがSSやAWを設けていないのも、必要以上にトレンドを追及していないことの表れだと思われます。

価格

サステナブルブランドの中でもナインアールの価格は非常に「ちょうどいい」と思っています。

例えば

  • スラックス:16,346円
  • ロングスカート:13,693円
  • ブラウス:12,297円
  • スウェット:7,871円
  • Tシャツ:6,371円

こんな感じの価格です。(※いずれも会員価格です。)

あくまで一例なので、実際の商品の価格はWEBサイトでご確認ください。

いずれにしても、Tシャツは6,000~7,000円、それ以外の商品も概ね1~2万円です。

高すぎず、安すぎない、ちょうどいい価格です。

サステナブルファッションブランドって、まだまだ新しいジャンルなので、価格の選択肢が多くないんですよね。

ですから、高すぎるブランドか、あるいは安すぎるブランドの両極端な印象です。

ただ、どちらかといえば高価格なブランドが多いですかね。

サステナブルファッションは安価なポリエステルなどが使えないので、どうしても高くなりがちです。

オーガニックコットンも通常のコットンに比べてはるかに流通量が少ないので、やっぱり原価は上がります。

生産者や労働者を搾取せず、適正な報酬や賃金が支払われる場合にも、やっぱり人件費は高くなる分、商品価格も高くなります。

まぁ高価格帯のブランドも、良い素材を厳選して使っているわけですし、生産者や労働者に適正な報酬や賃金を支払うなんて当たり前のことですから、本来であれば高価格ではなく適正価格です。

しかし多くの人がファストファッションで買い物をする時代ですから、やはりサステナブルファッションは相対的に高く感じてしまう人は多いと思います。

ただ個人的には、高価格帯のブランドよりも、安すぎるブランドに警戒した方がいいと思っています。

どんな商品も5,000円以下で買えるサステナブルファッションブランドとかもあったりするんですが、商品の概要ページを見ても、正直どこがサステナブルなのかがよく分からなかったりします。

別にサステナブル素材が使われているわけでもないし、なんならしょっちゅうセールやったりしてるし…みたいなブランドもあります。

そもそも、ファッション業界で色々な問題点が浮き彫りになってきたのも、ファストファッションのように「低価格化」を推し進めてきた結果です。

生産者に適正な報酬を支払い、環境に配慮した素材が使われているのなら、本来であれば洋服の値段を下げることは容易ではありません。

もちろん、お金がないという理由でエシカル消費ができなくなるのも、それはそれで考え物です。

地球規模の問題を解決するには、どんな所得の人であれ、一人でも多くの人がサステナブルな行動をとることが理想であることは言うまでもありません。

ですから、安価なサステナブルファッションブランドも全否定はしません。

何も考えずにファストファッションで買うより、安価なサステナブルファッションブランドで買い物をした方がいいのは間違いないと思います。

ただ、安価なブランドで買い物をする場合には、キャッチコピーなどに惑わされず、しっかり「素材」等を見極める必要があります。

これらのことを考えると、ナインアールの値段は本当にちょうどいいんです。

素材に関しては全く妥協をしていないのに、誰でも手が出せる価格を実現しています。

ナインアールは中間業者を通さず、工場と直接やり取りをし、そして直接販売をしているので、低価格化が実現できているのです。

最後に

「サステナブル」というキーワードはいま、世界中が最も関心を寄せるキーワードとなっています。

特に、世界で2番目の環境汚染産業と言われるファッション業界では、多くのブランドがこぞって「サステナブル」をうたった商品を展開するようになりました。

しかし残念ながら、すべてのブランドが、本当に地球環境と向き合ってサステナブル商品を展開しているとは限りません。

それこそ「利益のためだけ」にサステナブルというキーワードを用いているようなブランドもあります。

環境に配慮しているフリをして消費者に誤認させ販売する手法をグリーンウォッシュと呼びます。

そしてSDGsや地球温暖化への注目度が高まるにつれ、今後グリーンウォッシュをするようなブランドも増えるでしょう。

ただ、そんなサステナブルファッション界において、ナインアールは信頼に足る数少ないブランドであると個人的には考えています。

だって、利益だけを追及するのなら、受注生産なんてどう考えても効率が悪いんですから。

それこそ、売上を落とす覚悟がなければ受注生産なんて到底採用出来ません。

最近でこそサステナブル素材を扱うブランドは増えましたが、生産量までコントロール出来ているブランドは本当に少ないです。

そしてなにより、ナインアールは、サステナブルファッションなんていう言葉が流行る前から、サステナブルを取り入れてきたブランドです。

SDGsが施行されたのも、パリ協定が締結され「脱炭素」という言葉が普及し始めたのも、2015年です。

一方、ナインアールの前身であるMERCIは、いまと変わらないコンセプトで2011年に誕生してますからね。

むしろ、ようやく時代がナインアールに追いついたか、とすら思っています。

ただやはり、世界の主流はまだまだサステナブルファッションよりもファストファッションです。

そしてファストファッションが主流であり続ける限り、世界から環境破壊や労働搾取がなくなることはないでしょう。

世界が抱える問題を解決するには、ナインアールのように、本気でサステナビリティと向き合っているブランドの商品が売れることが重要です。

私はSNSやブログで常々申し上げていますが、買い物は投票です。

企業の行動原理は常に「売れるかどうか」だからです。

ナインアールの商品が売れることで、競合他社も「ウチもサステナビリティを取り入れなければ」という意識改革に繋がっていくのです。

企業がどんな商品をつくるかは、私たち消費者が「なにを求めるか」によって決まっているのです。

つまり、企業を変えられるのは、私たちの購買行動次第なのです。

ですから、皆さんがどんな社会を実現したいのかを、買い物によって意思表示をしましょう。

皆さんもぜひ、ナインアールの洋服を買って、サステナブルな社会の実現に一票を投じませんか?

この記事を書いた人
RYU

サステナブル生活を送る人たちが集まる「サステラコミュニティ」運営。生まれも育ちも神奈川県。サステナブル生活2年目。フォロワー4万人のInstagramを中心にSDGs、地球温暖化、エシカル消費などの情報を発信しています。

RYUをフォローする
アパレル
スポンサーリンク
RYUをフォローする
サステラ

コメント

タイトルとURLをコピーしました