風力発電のメリット・デメリットについて解説します

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生まれも育ちも神奈川県。サステナブル生活2年目。自宅の電気を再エネに切り替えました。フォロワー3万人のInstagramを中心にSDGs、地球温暖化、エシカル消費などの情報を発信するメディア「サステラ」を運営中。

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風の力でタービンを回転させて電気に変換する発電方法を風力発電と呼びます。

地球温暖化が問題視される昨今、火力発電から再生可能エネルギーに移行する流れが加速しています。

特に日本の場合、領海や排他的経済水域が広いことから、洋上における風力発電のポテンシャルの高さが注目されています。

とはいえ、風力発電も手放しでほめられるわけではなく、当然デメリットもあります。

本記事では風力発電のメリット・デメリット両面について解説させていただきます。

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メリット

エネルギーが無限

火力発電で消費される石油や石炭といった化石燃料は地球上に埋蔵されている量に限りがあります。

そのため、使い続けていればいつかは枯渇してしまいます。

しかし風力発電は風の力をエネルギーに変換するため、地球に風が吹く限り、無限に発電することが可能です。

発電時にCO2を排出しない

火力発電は地球温暖化の原因となる二酸化炭素を多量に排出します。

一方、風力発電は発電時に二酸化炭素を排出しません。

夜間でも発電可能

太陽光発電は太陽の光に依存するため、晴れた日中にしか安定的に発電することが出来ません。

しかし風力発電は夜間であっても風が吹いていれば発電することが可能です。

エネルギー自給率の向上

日本のエネルギー自給率は非常に低く、約9.6%しかありません。

石油、石炭、天然ガス、ウランなど、すべて輸入に頼っています。

一方、風力発電なら日本でもエネルギー自給が可能です。

デメリット

天候に左右される

一般的に風車は3.5~4m/sの風で回りだし、約12m/sの風で最大出力が出せるよう設計されています。

逆に25m/s以上のような強風時は、羽の回転を止め風車の故障を防ぎます。

毎日同じ強さの風が吹くことはありません。

風の強い日、弱い日がある以上、発電量は日によって変動することになります。

天候や時間帯に左右されない火力発電や原子力発電に比べるとデメリットと言えます。

設置場所が限られる

風で発電をする以上、安定して発電するためには、風がよく吹く地域に設置する必要があります。

一般的には、年間を通して風速6.5m以上の地域が風力発電に向いていると言われています。

都市部だと風速3mくらいなので、設置場所は必然的に山間部や海沿いなどに限られてきます。

家の屋根に設置できる太陽光発電に比べると、設置場所の柔軟性は低いと言えるでしょう。

現在日本で風力発電機が設置されている場所としては東北の沿岸部が多いです。

都道府県設置容量(kW)設置基数(基)
北海道358,745304
青森417,463253
秋田370,934210
鹿児島263,005157
三重 180,300106
福島183,58596
静岡158,33092
島根178,14085
長崎109,86078
岩手92,38072

出典:日本における都道府県別風力発電導入量(基数順)

騒音が発生する

風力発電は風車を回転させて発電をしますが、風車が回る際に風を切る音がします。

風力発電機の出力が高くなり、風車が大型化するほど騒音は増加します。

ですから風力発電は通常、住宅から500メートル以上離れた場所に設置されます。

騒音レベル
飛行機の離着率110~120db
パチンコ店内90db
バスの車内70db
銀行の窓口周辺60db
風力発電機43~59db
図書館の館内40db

出典:「騒音の目安」作成調査結果について

バードストライク

風力発電は回転するブレードに鳥がぶつかるバードストライクが発生する可能性があります。

日本野鳥の会の死体収集調査によれば、国内22カ所の風力発電施設で2000年からの10年間、合計102件のバードストライクが確認されています。

最後に

以上が風力発電のメリット・デメリットです。

日本は欧米諸国や中国に比べて圧倒的に風力発電が普及していません。

台風に耐えられるだけの風力発電を設置する場合、欧米よりもコストが上がってしまうことなどが原因です。

とはいえ、世界の流れとして火力発電に頼ることはもはやできませんし、東日本大震災によって国民からの反発が大きくなった原子力発電に頼ることもできません。

太陽光発電も、メガソーラー建設による自然破壊などが批判されることが多いです。

となると、やはり風力発電に活路を見出すしかないのですが・・・果たしてどうなることやら。

今後日本はどのようなエネルギー政策を打ち出していくのか注目していきましょう。

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