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レインフォレストアライアンス認証とは?マークの意味やメリットを解説!

レインフォレスト・アライアンス(RA)とは、ニューヨークに本部を置く国際的非政府組織(NGO)です。

熱帯雨林を維持する目的で1987年に設立されました。

熱帯雨林、野生動物、水資源などの保護、さらには当該地域で働く従業員の労働環境向上を目指しています。

認証ラベルがあると「森林保全に貢献しています」「生態系の保全に貢献しています」といったレインフォレスト・アライアンスが設定する基準を満たしていることを証明しています。

2018年時点で、700万ヘクタール以上の農地がレインフォレスト・アライアンスの認証の下で持続可能な方法で管理されています。

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対象商品

レインフォレスト・アライアンスが認証の対象とする商品には

  • バナナ
  • アボカド
  • シナモン
  • コーヒー
  • パームオイル
  • ジャガイモ
  • お茶
  • ココア

などがあります。

世界で流通しているカカオの13.6%、お茶の15.1%、コーヒーの5.7%はレインフォレスト・アライアンスが認定する農場で生産されています。

有名な企業で言えば、マクドナルドのコーヒーやユニリーバのリプトンなどがレインフォレスト・アライアンス認証を受けた商品を展開しています。

認証基準

レインフォレスト・アライアンスの認定を取得するには、農場は

  • 生態系の保全
  • 生物多様性と水路の保護
  • 森林の保全
  • 農薬の使用の削減
  • 労働者と地域社会の幸福の保護

といった持続可能な農業基準を満たす必要があります。

メリット

レインフォレスト・アライアンス認証ラベルのある商品を購入することで、持続可能な社会の実現に貢献することが出来ます。

2015年に国連はSDGsという世界中で達成すべきグローバル目標を掲げました。

環境保全や森林の保護といった地球規模の目標です。

SDGsは国だけでなく、企業や個人でも達成すべき目標としています。

ただ、個人単位でも頑張ろうと言われても、ボランティア活動をしたり募金活動をしたりするのはハードルが高いと感じる人は多いです。

そこで、個人単位でも気軽に貢献することが出来るのが「買う商品を選ぶ」ということです。

お店に並んでいる商品の中には、必要以上に森林を伐採していたり、現地の労働者の不当労働の上に成り立っていることが往々にしてあります。

そのような持続可能な社会の実現と逆行する行為に反対している証として、レインフォレスト・アライアンスの認証ラベルがあるのです。

レインフォレスト・アライアンスという世界的な団体が認証をした商品を買うだけで、皆さんも持続可能な社会に貢献することが出来るのです。

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