
CBDオイルの実態とおすすめランキングTOP5【2022最新】
気候変動やSDGsなど、何かとサステナビリティがクローズアップされることの多い昨今。
成長の速度が早く、大量のCO2を吸収し、土壌改良の効果があることなどから、大麻には大きな注目が集まっています。
日本でも医療用大麻が解禁されることになり、人々が抱く大麻に対するイメージが日に日に変わりつつあります。
とはいえ、大麻に対する科学的な評価が見直されつつある昨今においても、日本は世界の中でも大麻に対する規制が厳しい国であることに変わりはありません。
大麻には「医療用」「産業用」「嗜好用」の3種類の用途がありますが、解禁される見通しなのは医療用だけです。
そんな日本において、私たち消費者が合法的に大麻というもの魅力に触れられる商品の一つがCBDオイルです。
しかしなぜ、大麻への規制が厳しい日本ではCBDオイルという商品は販売されているのでしょう?
その辺についても解説しつつ、おすすめのCBD商品を紹介させていただきます。
CBDとは?
CBD(カンナビジオール)とは大麻草から抽出されるカンナビノイドという成分の一つ。
カンナビノイドとは大麻に含まれる化合物群のことで、全部で104種類あると言われています。
まぁ104種類あるとは言え、世間でよく知られているのは
- CBD(カンナビジオール)
- THC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)
の2種類です。
両者の違いは「向精神性」があるかどうかです。
俗に言う「ハイになるかどうか」ですね。
CBDには向精神性はなく、THCには向精神性があります。
世界保健機関(WHO)もCBDに関する科学的根拠の調査をしており、治療の可能性を示すための初期的な科学的根拠があり、乱用や依存の報告はないと報告しています。
ちなみに世界的には
- THC成分が基準以下のものを「ヘンプ」
- THCが基準以上含まれ向精神性が認められるものを「マリファナ」
と定義されていたりします。
国によってヘンプとして認められるTHC含有量の基準が異なり、ヨーロッパはTHC0.2%以下、アメリカ・カナダではTHC0.3%以下、スイス・タイではTHC1%未満をヘンプとして定義しています。
そして残念ながら日本の場合は、今のところヘンプに関する法律上の定義はありません。
違法ではない?
大麻草の成熟した茎又は種子から抽出されたCBD製品は違法ではありません。
大麻取締法で規制をしているのはあくまで草や花の部分であり、成熟した茎や種は規制の対象外だからです。
大麻取締法の第一条にもこのように定められています。
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
【出典】大麻取締法( 昭和23年07月10日法律第124号) – 厚生労働省
茎や種には向精神性をもたらすTHCが含まれていないため規制されていないものと思われます。
例えば七味唐辛子には麻の実が含まれているわけですが、七味を食べたところでハイになったりしませんよね。
日本で流通しているCBDオイルも主に大麻の茎から抽出されているので違法ではないというわけです。
ちなみに厚生労働省は2020年4月にCBDについて見解を発表しています。
- 大麻草の成熟した茎又は種子以外の部位(葉、花穂、枝、根等)から抽出・製造されたCBD製品は、「大麻」に該当します。
- 大麻草から抽出・製造されたかを問わず、大麻草由来の成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)を含有する CBD 製品は、「大麻」に該当しないことが確認できないので、原則として輸入できません。
- 化学合成された THC は麻薬及び向精神薬取締法で「麻薬」として規制されていますので、原則として輸入できません。
ランキングTOP5
roun
オーガニックヘンプから抽出したブロードスペクトラムCBD、天然成分たっぷりのオーガニックヘンプシードオイル、休息をサポートする天然テルペンを含んだ贅沢なオイル。
CBDはもちろん、CBD以外のCBG、CBDV等のカンナビノイド成分、必須ビタミンやミネラルなど天然由来の成分が多く含まれています。
必須アミノ酸をはじめ、必須脂肪酸のリノール酸やα-リノレン酸、オレイン酸、ビタミンE、リン、カリウム、ナトリウム、硫黄、カルシウム、鉄、亜鉛など、天然成分がたっぷり詰まったオイルです。
テルペンとは植物の精油成分に含まれる成分です。
CBDとテルペンは、一緒に摂ることで「アントラージュ効果」という相乗効果を生み出すことが明らかになっています。
CHILLSALI
心地よく過ごしてほしいという想いから生まれた日本製CBDブランド「チルサリー」。
原材料はオーガニックMCTオイルと様々なカンナビノイドを含んだブロードスペクトラムCBDの2種類。
香料・甘味料等を使用せずシンプルなオイルです。
MCTオイルとはココナッツやパームの種子などヤシ科の植物に含まれる天然成分「中鎖脂肪酸」のみで作られているオイルです。
中鎖脂肪酸は、消化・吸収がはやく体に負担をかけにくいことが特徴です。
Greeus
MCTオイルとブロードスペクトラムCBDが配合されたCBDオイル。
インドネシア産のココナッツ中鎖脂肪酸油100%使用。
一般的な長鎖脂肪酸と比較して消化、吸収スピードが速く、体脂肪になりにくいとされています。
気分に合わせて飲む量を調整しながら健康サポートにお役立て頂けます。
NATURECAN
Naturecanの高濃度40%CBDオイルはブロードスペクトラムカンナビジオール(CBD)にオーガニックMCTキャリアオイルを配合し、且つTHC成分ゼロ(検出限界以下)が証明されています。
ブロードスペクトラムCBDには、多数のカンナビノイドが含まれています。
そのカンナビノイドと、テルペンを含む成分が相乗的に作用し「アントラージュ効果」が生まれることで、CBDオイルの特性が最大限に活かされています。
広範囲な第三者機関による試験、そして認証済の成分により、毎日使う高濃度のCBDオイルをお届けします。
PharmaHempJapan
1965年からヘンプ製品の開発に携わってきた歴史を持つ老舗の製造メーカーPharmaHempのCBDオイル。
フルヘンプスペクトロムを原材料にしているため、ヘンプの良さを余すことなく配合しております。
CO2高圧プレッシャー抽出された高濃度CBDに、オリーブオイルを混ぜて作られた、天然成分だけを使用したCBDオイルです。
まとめ
個人的に嗜好用の大麻、つまりマリファナが国内で解禁されるかどうかには関心がありません。
ただ、CBDオイルが普及することには大きな意味があると思っています。
ヘンプはCO2吸収量が多いですし、土壌改良の効果がありますし、栽培には農薬が不要で、どんな気候でも育ちます。
サステナビリティという観点から、産業用大麻はぜひ解禁して欲しいと願っています。
CBDオイルが普及すれば、産業用大麻には地球環境という観点でも事業性という意味でも持続可能性があるのだという社会的シグナルになると感じます。
まぁ産業用大麻に関してはもはや多くの先進国は違法ではないため、遅かれ早かれ日本でも解禁されることになるでしょうけど。
ぜひ皆さんもCBDオイルを通してヘンプの魅力に触れてみませんか?
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