CBDオイルの実態とおすすめランキングTOP6【2024最新】

気候変動やSDGsなど、何かとサステナビリティがクローズアップされることの多い昨今。

成長の速度が早く、大量のCO2を吸収し、土壌改良の効果があることなどから、大麻には大きな注目が集まっています。

日本でも医療用大麻が解禁されることになり、人々が抱く大麻に対するイメージが日に日に変わりつつあります。

とはいえ、大麻に対する科学的な評価が見直されつつある昨今においても、日本は世界の中でも大麻に対する規制が厳しい国であることに変わりはありません。

大麻には「医療用」「産業用」「嗜好用」の3種類の用途がありますが、解禁される見通しなのは医療用だけです。

そんな日本において、私たち消費者が合法的に大麻というもの魅力に触れられる商品の一つがCBDオイルです。

しかしなぜ、大麻への規制が厳しい日本ではCBDオイルという商品は販売されているのでしょう?

その辺についても解説しつつ、おすすめのCBD商品を紹介させていただきます。

CBDとは?

CBD(カンナビジオール)とは大麻草から抽出されるカンナビノイドという成分の一つ。

カンナビノイドとは大麻に含まれる化合物群のことで、全部で104種類あると言われています。

まぁ104種類あるとは言え、世間でよく知られているのは

  • CBD(カンナビジオール)
  • THC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)

の2種類です。

両者の違いは「向精神性」があるかどうかです。

俗に言う「ハイになるかどうか」ですね。

CBDには向精神性はなく、THCには向精神性があります。

世界保健機関(WHO)もCBDに関する科学的根拠の調査をしており、治療の可能性を示すための初期的な科学的根拠があり、乱用や依存の報告はないと報告しています。

ちなみに世界的には

  • THC成分が基準以下のものを「ヘンプ」
  • THCが基準以上含まれ向精神性が認められるものを「マリファナ」

と定義されていたりします。

国によってヘンプとして認められるTHC含有量の基準が異なり、ヨーロッパはTHC0.2%以下、アメリカ・カナダではTHC0.3%以下、スイス・タイではTHC1%未満をヘンプとして定義しています。

そして残念ながら日本の場合は、今のところヘンプに関する法律上の定義はありません。

【参照】カンナビジオール(CBD)批判的審査報告書

違法ではない?

大麻草の成熟した茎又は種子から抽出されたCBD製品は違法ではありません。

法律で規制をしているのはあくまで草や花の部分であり、成熟した茎や種は規制の対象外だからです。

大麻取締法の第一条にもこのように定められています。

この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
【出典】大麻取締法( 昭和23年07月10日法律第124号) – 厚生労働省

茎や種には向精神性をもたらすTHCが含まれていないため規制されていないものと思われます。

例えば七味唐辛子には麻の実が含まれているわけですが、七味を食べたところでハイになったりしませんよね。

日本で流通しているCBDオイルも主に大麻の茎から抽出されているので違法ではないというわけです。

ちなみに厚生労働省は2020年4月にCBDについて見解を発表しています。

  • 大麻草の成熟した茎又は種子以外の部位(葉、花穂、枝、根等)から抽出・製造されたCBD製品は、「大麻」に該当します。
  • 大麻草から抽出・製造されたかを問わず、大麻草由来の成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)を含有する CBD 製品は、「大麻」に該当しないことが確認できないので、原則として輸入できません。
  • 化学合成された THC は麻薬及び向精神薬取締法で「麻薬」として規制されていますので、原則として輸入できません。

【出典】CBD(カンナビジオール)を含有する製品について

商品の選び方

CBDオイルは3%、5%、10%、15%、30%など様々な濃度の製品がある。

CBD濃度は高い方が効果を実感しやすいのだが、高濃度のCBDオイルはリラックス効果と眠気を誘発する場合がある。

これから会議がある、車を運転をする、というタイミングでは使用しづらい。

逆に少量のCBDは覚醒作用をもつため、朝や昼に集中力を高めたいなら低濃度のCBDがオススメだったりする。

こんな風に、CBDには「覚醒」と「鎮静」という二相性作用があるので、使うシーンによって最適な濃度が変わってくるのだ。

昼間に使う場合には10%以下の低濃度、夜寝る前に使う場合には15~30%の高濃度がオススメだ。

ランキングTOP5

NATURECAN

CBDの中でも非常に高いコスパを誇るブランドがネイチャーカン。

とにかく商品のバリエーションが非常に豊富なので、自分に最適の濃度を見つけることができる。

高濃度の商品もお手頃価格で体感することができる。

濃度40%を扱っているブランドはおそらくネイチャーカンくらい。

とんでもなく安くなるセールを頻繁にやっているので、買うならセールが狙い目。

初めてCBDオイルを買う人で、CBDがどんなものかを試すのに最適。

NATURECAN公式サイト

エンドカ

CBDブランドの中では最も有名であろうデンマーク発CBDブランドがエンドカ。

オーガニック認証を取得している数少ないCBDブランドでもある。

麻は土に深く根を張り土壌の成分を吸い上げる力があるので、健全な土壌で栽培されたヘンプに越したことはない。

また、キャリアオイルとしてヘンプシードオイルを採用しているあたりヘンプへのこだわりを感じる。

個人的には、初めてCBDを買うならコスパのネイチャーカン、その次はより高い質を求めてエンドカ、というを選び方を最もオススメしたい。

エンドカ公式サイト

CBDAYS

日本発のCBDブランドのCBDAYS。

オーガニック認証を取得しているので原料の信頼性は高い。

  • 睡眠前など緊張を緩めたい、鎮めたいとき《 DEEP SILENCE 》
  • プレッシャーや不安をはねのけて、前向きになりたいとき《 POSITIVE FLOW 》
  • 恋人たちが愛しい気持ちを高めあい、一つになりたいとき《 EROTIC POETRY 》

といったように用途・目的別に選べるのもありがたい。

あと容器がシンプルで洗練されててめっちゃオシャレ。

フェミニンケアアイテムもあったりして女性からの支持が高いブランド。

CBDAYS公式サイト

roun

日本発のCBDブランドroun(ラウン)。

CBDオイルは15%、30%の2種類というシンプルなラインナップ。

レアカンナビノイドCBNも扱ってる。

ふるさと納税で群馬県の返礼品として扱われてるのが地味にすごい。

roun公式サイト

HempMeds

アメリカ発のCBDブランドHempMeds。

脱炭酸の工程を経ていない生CBD(CBDA)という珍しい商品を扱っている。

(生CBDだから効き目が良いというわけではないが)

また、純粋なCBD成分だけを含むアイソレートのCBDオイルを扱う数少ないCBDブランド。

ドーピング検査をする可能性のあるアスリートはHempMedsのアイソレートを買おう。

HempMeds

Greeus

スイス原産のヘンプを使用したメイド・イン・ジャパンのCBDブランド。

CBD美容液、CBD歯磨き粉、CBDプロテインなど商品のバリエーションが豊富。

キャリアオイルは有機ココナッツのMCTオイル。

日常のすべてにCBDを導入したい人はGreeusを要チェック。

Greeus公式サイト

まとめ

CBDオイルが普及することには大きな意味があると思っています。

ヘンプはCO2吸収量が多いですし、土壌改良の効果がありますし、栽培には農薬が不要で、どんな気候でも育ちます。

サステナビリティという観点から、産業用大麻はぜひ解禁して欲しいと願っています。

CBDオイルが普及すれば、産業用大麻には地球環境という観点でも事業性という意味でも持続可能性があるのだという社会的シグナルになると感じます。

まぁ産業用大麻に関してはもはや多くの先進国は違法ではないため、遅かれ早かれ日本でも解禁されることになるでしょうけど。

ぜひ皆さんもCBDオイルを通してヘンプの魅力に触れてみませんか?

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