寄付するならどこがいい?選び方とおすすめ寄付先3選を紹介します

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RYU

生まれも育ちも神奈川県。サステナブル生活2年目。自宅の電気を再エネに切り替えました。フォロワー3万人のInstagramを中心にSDGs、地球温暖化、エシカル消費などの情報を発信するメディア「サステラ」を運営中。

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「困っている人たちを助けたい。」

そう思う人にとって、寄付は有効な手段の一つです。

しかし、残念ながら寄付を募っているすべての団体が善意の組織とは限りません。

集めたお金や物品を自分たちの懐に入れてしまうような団体だってあります。

ですから、寄付をしようと思い立ったら、一番重要なのは「どこに寄付をするのか」です。

本記事では、寄付先の選び方、そしておすすめの寄付先を紹介させていただきます。

ぜひ参考にしてみてください。

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選び方

アナタの寄付が有効に活用されるために、まずはしっかり選び方を知っておく必要があります。

問題意識

この世界には多くの問題があります。

貧困、食糧、医療、教育、ジェンダーギャップなどなど…。

そして、寄付先の団体によって、寄付金をどういう問題解決に使うのかが異なります。

ですから、寄付をする前に、アナタがどんな問題を解決したいのかを明確にしましょう。

寄附金控除

寄付をした場合には、所得控除を受けることができます。

これを寄附金控除といいます。

つまり、寄付をすれば支払うべき税金の額が下がるというわけです。

また、2011年6月の税制の改正により、個人が特定NPO法人に寄付をした場合、「所得税控除」のほかに「税額控除」を選択することが出来るようになりました。

所得税率の高い方、つまり所得の多い方だと所得税控除の方がお得になるケースもありますが、一般的には税額控除の方が有利になることの方が多いです。

ただし、どんな寄付先でも控除の対象になるわけではなく、認定NPO法人、公益社団法人、公益財団法人など、特定の条件を満たす団体に限定されるので注意が必要です。

【税制優遇のある団体】
特定NPO法人、特例認定NPO法人、公益財団法人、公益社団法人、独立行政法人、社会福祉法人、学校法人、更生保護法人
【税制優遇のない団体】
NPO法人、一般財団法人、一般社団法人、宗教法人など

寄付回数

寄付には「1回きり」のものと、毎月支払う「定額」のものがあります。

もちろん1回きりの寄付でもいいですが、寄付の効果が最大限発揮されるのはやはり定額です。

例えば貧困に苦しんでいる人が、1度だけお金をもらったとしても、救われるのはたった一瞬だけです。

貧困に困っているが自立するには、一定期間は継続した支援が必要なのです。

なので、寄付の効力を最大限に発揮させたい人は、ぜひ定額寄付を検討してみてください。

効果が実感できる

寄付ってどうしても「お金を払って終わり」っていう味気さがあります。

もちろん寄付に見返りを求めるなという言葉も理解できます。

でもせっかくなら、自分の寄付が誰かの役に立てたんだ、という実感が欲しいですよね。

その実感が「よし、また寄付をしよう」というモチベーションに繋がることもあるでしょう。

ですから、個人的には自分の寄付の効果が実感できる団体がオススメです。

おすすめの寄付先

寄付先の選び方について説明をさせていただきました。

あとは、その基準に沿って寄付先の団体を選んでみましょう。

一応参考までに、私が「ここはオススメ!」だと思える寄付先をピックアップさせていただきました。

ワールドビジョン

団体名特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン
支援方法お金(月4,500円)
使い道【開発援助活動】
チャイルド・スポンサーシップによる地域開発プログラムを核とした開発援助事業
【緊急人道支援】
自然災害や紛争などで危機的な状況に置かれている子どもたちを守るための支援活動事業
【アドボカシー活動】
子どもを取り巻く問題の根本解決を目指し不公正な社会を変えていくための、政府や市民社会への働きかけ
寄付金控除対象
オススメ度4.5

1日150円、月々4,500円で貧困、紛争、災害に苦しむ子供たちに支援をすることが出来ます。

チャイルドスポンサーシップを展開しているワールドビジョンは、1950年に設立されて以来、約100カ国で開発援助や緊急人道支援、アドボカシーなどの活動を展開しています。

資金の使い道についても透明性があり、公式ホームページで会計報告のPDFが公開されています。

ワールドビジョンへの寄付で最大のメリットは「貢献している実感を肌で感じられる」ということです。

一般的な寄付だと、お金を振り込んでおしまいです。

しかしチャイルドスポンサーシップなら、支援をした子供の成長報告書が届いたり、手紙のやり取りができたり、実際に会うことができたりと、貢献した成果を肌で実感できるので、寄付を継続するモチベーションに繋がります。

寄付は見返りを求めるものではないという考え方もあるでしょうが、個人的には見返りがあった方が持続可能性が高くなると思っています。

支援は継続してこそ高い効果を発揮するので、そういう意味でも支援した子どもたちと繋がりが持つことができ、自分たちの貢献をかみしめることができるチャイルドスポンサーシップは非常にオススメなのです。

ユニセフ

出典:https://www.unicef.or.jp/index.html

団体名公益財団法人 日本ユニセフ協会
支援方法お金(1回・定額)
使い道【教育】
鉛筆、ノート、消しゴム、定規、色鉛筆1箱、黒板、チョークなどの購入
【予防接種】
経口ポリオワクチン、予防接種用ワクチン、使い捨ての注射器などの購入
【栄養】
微量栄養素パウダー、栄養治療食、治療用ミルクなどの購入
【保健】
ビタミンAカプセル、経口補水塩、浄水剤、虫下し飲み薬、蚊帳、抗マラリア薬、HIV/エイズ簡易診断キット、救急医薬品キット、助産セットなどの購入
【緊急支援・人道支援】
毛布、貯水容器、防水シート、家庭用の水と衛生・尊厳回復キット、ECDキット、レクリエーションキット、テントなどの購入
寄付金控除対象
オススメ度4.2

皆さんご存知、世界の子供たちの命と健康を守る国連機関であるユニセフは、最も信頼性の高い寄付先です。

もはや説明不要の、「寄付」や「募金」の代名詞のような存在です。

ビタミンA投与を受けた子供の人数は2億4,900万人、ユニセフの支援を受けて保健施設で産まれた赤ちゃんは2,740万人、学校に行けない子どもに教育の機会を提供した人数は1,700万人などなど…これまでの支援の実績も申し分ないです。

「何にいくら使うのか」の使い道が非常に明白で、寄付の方法も「1回」と「定額」が選べるのもGood。

また「ユニセフ支援ギフト」で支援物資を自分で選んだり、「分野・地域指定募金」で支援する地域を選んだりと、支援のカスタマイズ性の高さも魅力の一つ。

国境なき医師団

出典:https://www.msf.or.jp/

団体名特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
支援方法お金(1回・定額)
使い道3,000円:120人分の基礎医療セット
5,000円:12人分の抗マラリア治療
10,000円:300食分の栄養治療食
30,000円:5人分の抗レトロウィルス薬
毎月1,500円:毎月63人に清潔な飲料水
毎月3,000円:毎月120人分のはしか予防接種
寄付金控除対象
オススメ度4.0

「医療支援」という分野の寄付で最も有名なのが国境なき医師団です。

国境なき医師団は、紛争地や、感染症が繰り返し流行する地域、自然災害の被災地、貧困により医療が不足している地域など、約70の国と地域で、医療・人道援助活動を行う世界最大の国際的緊急医療団体です。

「独立・中立・公平」を原則とし、人種や政治、宗教にかかわらず、命の危機に直面している人びとに、無償で医療を提供しています。

国際援助分野における功績により、1999年にノーベル平和賞を受賞しており、「寄付先の信頼性」という意味では申し分ないでしょう。

監査法人による監査を経た「会計報告書」を含む『年次活動報告書』を公式ウェブサイトで公開しており、高い透明性がうかがえます。

テーマ別寄付先

この世界にはあらゆる種類の問題があります。

清潔な水を利用できない人、健康的な食事がとれない人たちなどなど…。

団体から寄付先を選ぶのもいいですが

「どんな問題を解決しよう」

というアプローチで選ぶのもオススメです。

出典:https://www.wateraid.org/jp/

団体名特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン
支援方法単発:1,000円~
定額:1,000円/月~
使い道¥ 3,000の寄付:パキスタンの1クラス40人の生徒たちを対象に衛生教育を実施
¥5,000の寄付:マリに家庭用手洗い設備1基を設置
¥8,000の寄付:ネパールで給水ポンプのメンテナンスのできる人材1人を育成
¥15,000の寄付:シエラレオネで女性30人を対象に産前・産後の衛生教育を実施
寄付金控除対象

「すべての人々がすべての場所で、清潔な水とトイレを利用し、衛生習慣を実践できる世界」

をビジョンに掲げて活動する水・衛生専門の国際NGOのウォーターエイド。

世界34か国に拠点を置き、アジア、アフリカ、中南米など計26か国で水・衛生プロジェクトを実施。

現地のパートナーと協力し、開発途上国で清潔な水とトイレを利用できるようにするための支援を行っています。

食料

出展:https://jp.tablefor2.org/

団体名特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International
支援方法個人サポータープログラム:500円/月~
おにぎりアクション:おにぎりにまつわる写真を撮影し、ハッシュタグ「#OnigiriAction」を付けてSNSに投稿すると、アフリカ・アジアの子どもたちに学校給食が届く
商品・サービス購入:対象商品の購入で売上の一部を寄付
使い道500円寄付:子ども1人に1か月分の栄養たっぷりの給食を届けられます。
毎月2,500円寄付:子ども5人に1か月分の栄養たっぷりの給食を届けられます。
毎月5,000円寄付:子ども10人に1か月分の栄養たっぷりの給食を届けられます。
毎月10,000円寄付:子ども20人に1か月分の栄養たっぷりの給食を届けられます。
寄付金控除対象

開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動TABLE FOR TWO。

世界の約75億人のうち、約8億人が飢餓や栄養失調の問題で苦しむ一方で、20億人近くが肥満など食に起因する生活習慣病をかかえています。

TABLE FOR TWO(TFT)は、世界規模で起きているこの食の不均衡を解消し、 開発途上国と先進国双方の人々の健康を同時に改善することをミッションに活動しています。

先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られるTABLE FOR TWO(=TFT)プログラムでは、肥満や生活習慣病予防のためにカロリーを抑えた定食や食品を購入すると、1食につき20円の寄付金が、TFTを通じて開発途上国の子どもの学校給食になります。

動物

出典:https://jspca.or.jp/index.php

団体名公益財団法人 日本動物愛護協会
支援方法【正会員(個人)】5,000円:期間は4月から翌年3月まで1年間
【終身会員(個人)】10万円:入会は随時。会費は一括納入。生涯有効
【法人会員(法人・団体)】10万円(一口):一口以上。4月から翌年3月まで1年間
【会誌会員】3,000円:入会は随時。1年間(「動物たち」4冊分)有効
使い道3,000円の寄付:中型犬の約1か月分、猫約2か月分の食餌代
5,000円の寄付:猫のワクチンを1回打つこと、もしくは各種病気の予防
3,000円×8人の寄付:約1頭の新しい家族を見つける活動のサポート
5,000円×10人:不幸な命を産み出さないため約8頭の飼い主のいない猫の不妊去勢手術の助成金
寄付金控除対象

動物虐待、動物の不適切な取り扱いなどが後を絶たず、年間約11万4000頭もの犬や猫が自治体の動物愛護センターや保健所に引き取られ、そのうち約5万6000頭が殺処分されています。

そんな現状に鑑み、日本動物愛護協会(JSPCA)は、「今を生きている命は幸せに、不幸な命は生み出さない!」をスローガンに幸せな動物を増やす活動をしています。

行き場を失った動物たちの 新しい家族を探す活動(譲渡会の開催等)をしています。

不幸な犬や猫を増やさないために不妊去勢の手術代を助成します。

全国から寄せられる様々な動物相談に適切なアドバイスをしています。

自然

出典:https://www.nacsj.or.jp/sp-topics05/

団体名公益財団法人 日本自然保護協会
支援方法寄付:1円~
継続寄付:5,000円/年間
使い道・絶滅危惧種の保全活動(ツキノワグマ、イヌワシなど)
・赤谷プロジェクト(国有林「赤谷の森」を対象に生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進める取り組み)
・全国の里地里山モニタリング
など
寄付金控除対象

生物多様性を守る自然保護NGO「日本自然保護協会」。

ダムの底に沈もうとしていた尾瀬を守るために1949年に生物学者や登山家などを中心に結成された尾瀬保存期成同盟が前身。

現在はツキノワグマのように日本固有の絶滅危惧種を守る活動や、沖縄のサンゴのように壊れそうな自然を守る活動などに取り組んでいます。

寄付先一覧

寄付先概要
ワールドビジョンキリスト教精神に基づいて開発援助・緊急人道支援・アドボカシーを行う国際NGO
ユニセフすべての子供の命と権利を守るため、最も支援の届きにくい子供たちを最優先に活動する国連機関
国境なき医師団独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体
日本赤十字社国内外における災害救護をはじめとし、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動
TABLE FOR TWO開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む日本発の社会貢献運動
ウォーターエイド清潔な水、衛生的なトイレ、正しい衛生習慣の提供支援
フローレンス国内で「訪問型病児保育」「障害児保育」「認可保育事業」などを通じ子育てと育児の両立を支援
日本自然保護協会山から海まで、日本全国で自然の調べ、生物多様性を守る活動をする自然保護NGO
ベトナム子ども基金経済的な理由から就学が困難なベトナムの子どもたちを支援しているNPO
日本動物愛護協会家庭で飼育されている動物の虐待や遺棄の防止、適正な飼育・取り扱いの普及啓発を推進
セーブ・ザ・チルドレン子どもの権利のパイオニアとして100年の歴史を持つ、子ども支援専門の国際NGO
ジョイセフ世界の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGO
プラン・インターナショナル子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGO

最後に

新約聖書の使徒行伝20章35節にこんな言葉があります。

「与うるは受くるより幸いなり」

与えてもらうより、誰かに与える方が大きな幸せを味わえる、という意味です。

寄付って聞くと、なんとなく「一方的に身を削る」ようなイメージを持つ人もいますよね。

でも全く逆で、自分のためにお金をつかうより、人に寄付をした方が大きな幸福を感じることができます。

それこそチャイルドスポンサーシップで支援した子どもたちの成長記録を見たり、感謝の手紙を見たり、実際に会ったりしたら、何物にも代えがたい幸福感が得られます。

間違いなく「寄付してよかったな」と思えるはずです。

自分のために買った洋服も車も家も、自分が死んでしまったら処分されて終わりです。

しかし、感謝の気持ちであったり、感動であったり、そういう「人の記憶」は自分が死んでもこの世に残る可能性を秘めています。

寄付を通して、自分の人生に意味を与えてみませんか?

この記事を書いた人
RYU

生まれも育ちも神奈川県。サステナブル生活2年目。自宅の電気を再エネに切り替えました。フォロワー3万人のInstagramを中心にSDGs、地球温暖化、エシカル消費などの情報を発信するメディア「サステラ」を運営中。

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