FSC認証とは?マークの種類や購入するメリットを解説

環境
この記事を書いた人
RYU

生まれも育ちも神奈川県。サステナブル生活2年目。自宅の電気を再エネに切り替えました。フォロワー3万人のInstagramを中心にSDGs、地球温暖化、エシカル消費などの情報を発信するメディア「サステラ」を運営中。

RYUをフォローする

適切な森林管理を世界に普及させることを目的として1994年に設立された団体がFSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)です。

そんなFSCが、正しく管理された森林から産出した木材などに認証マークを付けることで、持続可能な森林の利用と保護を目指す制度をFSC認証と呼びます。

要するに、FSC認証のラベルが貼ってある商品は

この商品は森林保護に貢献していますよ

という第三者機関からのお墨付きがあるということです。

数あるサステナブルラベルの中の一つです。

スポンサーリンク

FSC認証マーク

FSC認証を受けた商品には、以下のようなマークが印刷・刻印されています。

FSC商品を購入する際にはこれらのマークを探しましょう。



出典:FSC JAPAN

FSC認証の商品を購入するメリット

消費者というのはシビアな生き物です。

購入するメリットがないと買う気になりませんよね。

というわけで、FSC認証を受けた商品を購入するメリットを紹介させていただきます。

気軽にSDGsに貢献できる

FSC認証自体は1990年代からありますが、特に最近になって注目を集めるようになりました。

それは、2015年にSDGsという全世界的な目標が国連により策定されたからです。

「自然を大切にしよう」

なんてことはだいぶ昔から言われていることです。

しかし、いよいよ本格的にヤバいぞという危機感が織り込まれているのがSDGsです。

SDGsという言葉を全く耳にしたことすらないという人は少ないのではないでしょうか。

ただ、SDGsについてはある程度理解をしていても

「じゃあ目標達成に向けて具体的にどんな行動をしましたか?」

と聞かれたら、自信を持ってハッキリと答えられる人は少ないはず。

そんな人たちは、何の認証もされていない商品から、FSC認証ラベルのある商品に切り替えるだけで、SDGsに貢献できるのです。

ちなみに、FSC認証ラベルの商品を購入することで貢献できるのは、主に14個の目標と40項目のターゲットです。

FSCが貢献するSDGs目標内容FSCが貢献するターゲット
目標1あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる1.5
目標2飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する2.4
目標3あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する3.3 3.8 3.9
目標4すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する4.1
目標5ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う5.5 5.a
目標6すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する6.4 6.5 6.6
目標7すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する7.2
目標8包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する8.4 8.5 8.7 8.8
目標12持続可能な生産消費形態を確保する12.1 12.2 12.5 12.6 12.7 12.8 12.a
目標13気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる13.1
目標14海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する14.1
目標15陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する15.1 15.2 15.3 15.4 15.5 15.7 15.8 15.c
目標16持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する16.3 16.5 16.6 16.7
目標17持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する17.1 17.11 17.17

キチンとサステナブルに貢献できる

時代が時代ですから、世の中には「環境に優しい」ということをうたっている商品は星の数ほどあります。

そして、名乗るだけなら誰でも名乗ることが出来ます。

ただ、その商品を売っている会社が自ら名乗っているだけでは、実際にサステナブルに貢献できているかどうかは素人の消費者には判断できません。

一方、FSC認証商品は、FSCという第三者機関からの厳しい検査をクリアしなければFSC認証ラベルを貼ってお店に販売することは出来ません。

自分で「私、頭が良いよ!」と名乗っている人より、大手予備校が主催する模擬試験の偏差値70と印刷された成績表を持っている人の方が信ぴょう性ある、というのと同じことです(多分)。

どうせサステナブルな商品を買うのなら、キチンと貢献できる商品を購入したいですよね?

FSC認証ラベルのある商品を購入すれば、胸を張ってサステナブルに貢献していると言えます。

FSC商品

FSC認証の商品は沢山ありますが、その中でも筆者が実際に購入した商品を紹介させていただきます。

サステナブル商品を多数展開している「イフユーケア」の天然ゴム手袋。

特に天然ゴムというのは土地の収奪や森林伐採の原因となってきた素材の一つです。

ですから、FSC認証を受けたゴム手袋を購入するというのは大きな意味があるのです。

こちらは沖縄発のブランド「mana. ORGANIC LIVING」が展開する竹歯ブラシです。

歯ブラシと言えば世界中で大量に消費されているプラスチック製品の代表格です。

まだまだ使える商品を捨てて、あえてサステナブル商品を購入するのは、「大量消費をやめよう」と言っているSDGsの精神と反する部分があります。

ですから、歯ブラシのように、日々沢山購入し、沢山捨てる商品こそFSC認証を受けている商品に切り替えるメリットがあります。

最後に

以上がFSC認証についての解説です。

持続可能な社会に貢献しようとは言っても、駅前での募金活動とか、海岸のゴミ拾いをしよう、ってなるとどうしても重い腰が上がらない人は多いと思います。

でも、FSC認証商品については買うだけでサステナビリティに貢献することが出来るんです。

とっても簡単ですよね。

もちろん、必要もない物をバンバン買うのはサステナブルではないのでやめた方がいいです。

ただ、普段使っているものを、何の認証もない商品からFSC認証商品に買い替えることはとってもサステナブルです。

木材を利用していて、普段使っていてもう使えないもの、頻繁に買い替える消耗品の中で、何の認証もない商品を探してみてください。

それをFSC認証商品に買い替えるだけで、アナタは持続可能な社会の一員に仲間入りです。

それでは良いサステナブルライフを!

この記事を書いた人
RYU

生まれも育ちも神奈川県。サステナブル生活2年目。自宅の電気を再エネに切り替えました。フォロワー3万人のInstagramを中心にSDGs、地球温暖化、エシカル消費などの情報を発信するメディア「サステラ」を運営中。

RYUをフォローする
環境
スポンサーリンク
RYUをフォローする
サステラ

コメント

タイトルとURLをコピーしました