エコサートとは、オーガニック原料を使用していることを証明する認証です。
国際有機認定機関としては、世界最大規模の団体です。
コットンなどの繊維も認証をしますが、主にオーガニックコスメの認証として大きなシェアを誇ります。
オーガニックコスメ製品認証の世界シェア75%という圧倒的シェアです。
ところで、エコサート認証があると私たち消費者にはどんなメリットがあるのでしょう?
本記事では、
- エコサートの認証基準
- エコサート認証商品を買うメリット
- エコサート認証ラベルのある化粧品
を紹介させていただきます。
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認証基準
メーカーが商品のパッケージにエコサート認証のマークをラベリングするには、エコサートが設ける基準をクリアし、審査に合格する必要があります。
ここでは、エコサートが設けている基準を紹介させていただきます。
オーガニックコスメ基準
- 商品の95%が天然原料が使用されていること
- 植物原料の95%以上がオーガニックであること
- 化学原料は完成品の5%未満であること
- 動物実験の禁止
- 動物由来成分の原則禁止
- 持続可能性が認証されたパーム油
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ナチュラルコスメ基準
- 商品の95%が天然原料が使用されていること
- 植物原料の50%以上がオーガニックであること
- 化学原料は完成品の5%未満であること
- 動物実験の禁止
- 動物由来成分の原則禁止
- 持続可能性が認証されたパーム油
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メリット
信頼性
オーガニックコスメは、明確な定義やルールがありません。
例えばオーガニックの食品でれば、有機JASという明確な国のルールがあり、ルールを守らなければ罰則を受けます。
しかしオーガニックコスメにはそういったルールがないので、例えば一滴だけ、1%だけでもオーガニック原料が使われていればオーガニックを名乗ることが出来てしまいます。
消費者はオーガニック原料がどれくらい使われているのかを確かめるすべもありません。
ルール無しの無法地帯なのがオーガニックコスメというマーケットなのです。
そして、そんな無法地帯において、消費者たちに安心や信頼感を与えているのがエコサートのような民間の認証ラベルなのです。
ですから、認証ラベルがないものに関してはオーガニックコスメではないと考えて差し支えないでしょう。
加えて、そんなオーガニックコスメという特異な市場に鑑み、多くの認証機関が乱立している状態で、どれを信用していいのか消費者に分かりづらいです。
認証機関もメーカーから入会費とか年会費とか商品ごとに手数料を得られたりするので、中には徹底的に営利だけを追及した認証機関もあるかもしれません。
そんな中、エコサートは世界のオーガニックコスメ市場の75%という圧倒的に高いシェアを誇る認証ラベルです。
また、エコサートは日本の有機JASの認証業務も請け負っているので、信頼性は農林水産省のお墨付きです。
デメリット
石油由来成分
エコサートは原則、有害な石油由来成分の使用は禁止されています。
しかし、一部は石油由来の成分の使用が許可されています。
石油由来の成分を完全に排除したい人にとってはデメリットです。
ただし、石油由来の成分を完全に禁止している認証はごく一部(USDAオーガニックやDemeterなど)です。
それらの認証ラベルに絞って化粧品を買おうと思ったら、おそらく買える商品は本当に限られてしまいます。
化粧品
アルジェラン
マツキヨで購入できる手軽さが魅力のアルジェラン。
しかも、自然由来成分とオーガニック成分の配合率をパッケージに記載しているという透明性。
どれだけ配合率が低くてもしっかり記載している潔さが好きです。
HANA ORGANIC
和漢植物とオーガニックハーブの力で日中の紫外線や環境ストレスなどで受けた頭皮ダメージをケアし、潤う髪へと導く頭皮美容液シャンプー。
天然98.01%、植物成分のオーガニック比率98.3%の高い配合率。
石油由来成分を排除し植物の力を求めたオーガニック処方で作られています。
アロベビー
敏感な赤ちゃんの肌のために生まれた国産オーガニックベビースキンケアブランド。
肌にやさしい99%以上天然由来成分・無添加。
開発から生産まで全てがMade in Japanの国産オーガニックです。
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