フェアトレード商品を見分けるためには、フェアトレード認証のラベルを探す必要があります。
ただ、一口にフェアトレード認証ラベルといっても、実は認証機関によってラベルのデザインが異なります。
というわけで、本記事では4種類の認証ラベルと、それぞれの認証機関について解説させていただきます。
国際フェアトレードラベル機構(FLO)
認証機関 | 国際フェアトレードラベル機構 (フェアトレード・ラベル・ジャパン) |
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本拠地 | ドイツ |
参加国 | 70か国 |
認証商品数 | 37,000 |
設立 | 1997年 |
公式サイト | https://www.fairtrade-jp.org/ |
ドイツに本部を置くフェアトレード認証機関の国際フェアトレードラベル機構(FLO)。
私が知る限り、数あるフェアトレード認証の中でも日本法人がある唯一の認証機関なので、国内で最も知名度が高いラベルだと思われます。
FLOは「Fairtrade」という一つの単語に対して登録商標を所有しているため、ほかのフェアトレード認証機関がフェアトレードの名を使用する場合には「Fair」「Trade」といった形で二語に分けて使用されます。
日本ではフェアトレード・ラベル・ジャパンが統括しています。
主に製品に対して付与されるフェアトレード認証ラベルです。
世界フェアトレード機関(WFTO)
認証機関 | 世界フェアトレード連盟(WFTO) |
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本拠地 | オランダ |
参加国 | 76か国 |
参加企業 | 355 |
設立 | 1989年 |
公式サイト | https://wfto.com/ |
オランダに本部を置くフェアトレード認証機関である世界フェアトレード機関(WFTO)。
もともとは国際フェアトレード協会(IFAT)という名称でしたが、2008年に名称変更されました。
日本ではエシカルファッションブランドのピープル・ツリーがメンバーとして参加しています。
主にフェアトレード活動を行っている団体に対して認証が付与されます。
ただし、認証を受けた企業ならすべての製品に対してラベルが掲載できるわけではありません。
製品に対してラベルを掲載する場合には、別途認証取得をする必要があります。
Fair For Life(FFL)
認証機関 | エコサートグループ |
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本拠地 | フランス |
参加国 | 70か国 |
認定企業 | 700 |
設立 | 2006年 |
公式サイト | https://www.fairforlife.org/ |
Fair For Life認証は、スイス・バイオ財団とIMOグループによって2006年に作られた、環境と人権を守るための基準です。
2014年にはヨーロッパで有機認証を行うエコサートグループに引き継がれ、2016年よりフェアトレードの基準が加わりました。
フェアトレードの認証機関としては後発ですが、2014年から引き継いだエコサートグループはオーガニックの認証機関としては世界最大規模であるため、そのネットワークを生かして急拡大しています。
原材料の80%以上がフェアトレードである場合、製品にFair For Lifeのロゴを表示することができます。
フェア・フォー・ライフには、70カ国以上、700を超える認証企業・団体のコミュニティが参加。
フェア・フォー・ライフ認証商品の売上は約10億ユーロにのぼり、23万5千人の生産者と労働者に直接影響を与えます。
フェアトレードUSA
認証機関 | フェアトレードUSA |
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本拠地 | アメリカ |
提携企業 | 1,500 |
設立 | 1998年 |
公式サイト | https://www.fairtradecertified.org/ |
Fair Trade Certifiedは、もともとは国際フェアトレードラベル機構(FLO)のメンバー組織でしたが、2012年に分離しました。
フェアトレードUSAがFLOを脱退した理由としては、FIで定められているような認証品目に限定せず、フェアトレードの認証品目を広げるべきだという考え方が背景にあったようです。
そのためFair Trade Certifiedは、FLOでは見られないような、乳製品、シーフード、花、消費財といったように、幅広い商品カテゴリーも認証しています。
また、FIで認証の対象となるのは小規模で経営される農家など、事業規模の規定があることも脱退を決定した理由の一つといわれています。
フェアトレードUSAは、フェアトレード基準を満たせば、品目や事業形態に限定されずに、より多くの生産者が適正価格で取引できるよう活動を展開していくとを目指しています。
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