2022年はさらにサステナビリティが加速することになる

皆さん明けましておめでとうございます。

サステラのRYUです。

2020年11月にサステラというメディアを立ち上げてからはや一年が経過しました。

そして昨年はInstagramで4万人を超える方々にフォローして頂くことが出来ました。

まさかここまで多くの人にご支持を頂けるようになろうとは、1年前は予想も出来ませんでした。

いいねをつけてくれたり、シェアをしてくれたり、あるいはブログを読んで頂いている皆様には心より感謝申し上げます。

2022年も引き続ぎサステナビリティに関する情報を発信し続けて参りたいと思います。

さて、今年はサステナビリティという分野で大きな動きがあります。

4月からはレジ袋以外にもスプーンやフォークなどプラスチック製品の有料化の対象が12品目に拡大されたり、あるいは環境に配慮をした買い物やアクションをとったりするとポイントとして還元されるグリーンライフポイントが導入されます。

個人的に特に大きな期待を寄せているのはグリーンライフポイントです。

サステナブルなアクションはこれまで、一部の人間だけが取り組むものでしたが、グリーンライフポイントの導入により、サステナビリティに関心があるかどうかに関わらず、「お得に買い物をしたい」と考える層に普及するようになると考えられます。

それこそカーボンニュートラルというものは地球規模で行動をしなければ実現しえないわけですから、一人でも多く問題意識を持ち、行動する人が増えるということが非常に重要です。

ところで私は、知人や家族に対してサステナブル生活をすすめたりすることがほとんどありません。

なぜなら、やはりサステナビリティは賛否が分かれる分野であり、異なる思想信条を持つ人の考えを変えることは容易ではないと考えているからです。

自分で情報を取捨選択し、自分で意思決定をしたいと考えるのが人間という生き物です。

他人の思想を簡単に取り入れられるような脳みその構造にはなっていないのです。

愛読書である、デール・カーネギーの著書「人を動かす」から得た学びです。

そしておそらく2030年までSDGsを否定し続ける人はいるでしょうし、2050年になっても地球温暖化に否定的な人がいなくなることはないでしょう。

知人や家族に対してサステナビリティをすすめないのは、何も「諦め」とかではなく、異なる考えや価値観を持つこともまた多様性であり、サステナビリティの根幹をなすと考えているからです。

誰もが同じ思想しか持たなくなったら、それはそれで恐ろしいものです。

ですから、私がこうしてブログやInstagramを通して情報発信をしているのも、勝手に私たちが情報を発信し、そしてたまたま私たちの情報を見つけ、自分自身の意思で興味を持ってくれる人が増えたらいいな、という想いが根底にあります。

ただ同時に、どんな思想を持っているにせよ「サステナビリティは加速する」という前提に立って行動する必要はありそうです。

脱炭素にしろSDGsにしろ、サステナビリティは世界を巻き込んだ大きなうねりとなっていますから、プラスチック製品の有料化が廃止されたりとか、火力発電が主力電源になったりとか、そういった逆行するような動きになることはおそらくないからです。

現実問題として、欧米ではサステナビリティに配慮をしている企業に投資を集めるESG投資が盛り上がりつつあります。

逆に、環境破壊に繋がっている企業から投資を引き上げるダイベストメントなんてことも行われています。

ESG投資もダイベストメントも、日本ではまだそこまで盛んではありませんが、欧米で普及したものは遅れて普及する国が日本ですから、どちらも時間の問題でしょう。

サステナビリティが、単に「良いことやってますアピール」でしかないなら無視し続けても何ら問題はないでしょうけど、投資が引き上げられるなら、もはや死活問題になってしまう人も多いはずです。

ですから、どんな思想を持っているにせよ、サステナビリティに対するアンテナは張っておくべきだと思います。

いずれにしても、2022年は間違いなく2021年よりも「サステナブル」というキーワードの重要度は増すことになるはずです。

脱炭素やSDGsに賛成派の人も反対派の人も、ぜひサステラを通して、サステナビリティという分野に触れてみませんか?

とりとめのない文章になってしまいましたが、今年もよろしくお願い致します。

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