ビーチクリーンとは？活動の魅力・2024開催予定・参加方法も紹介

ビーチクリーンとは海岸でのゴミ拾い活動を意味します。

環境問題に関心のある人たちが集うコミュニティを立ち上げてから、これまで私は6回ほどビーチクリーンを実施してきました。

そしてこれまでの活動を通じて、ビーチクリーンには街中でのゴミ拾いとはまた違った魅力があるなと感じています。

本記事では、ビーチクリーンのメリット、活動の参加方法、これまでの私たちの活動報告などを紹介させていただきます。

もし本記事を読んでビーチクリーンに興味が湧いた人は、ぜひ一緒に海岸でゴミを拾いましょう！

ビーチクリーンのメリット

まぁ言わずもがなですが、ビーチクリーンをやれば海に流れつくゴミを拾うことができます。

「何を当たり前のことを言っているんだ」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、重要なのは「海に流れつくゴミ」という点です。

実は海岸に落ちているゴミというのは、何も海に遊びに来た人がポイ捨てしたものばかりというわけではないんです。

むしろ海でポイ捨てされたゴミよりも、陸から川を通って海に流出し岸に打ち上げられるゴミの方が圧倒的に多いのです。

つまり、街中だけで拾っても拾いきれなかったゴミの最終地点、ゴミ拾いの最後の砦がビーチクリーンというわけです。

この使命感はビーチクリーンでしか味わえない大きな魅力と言えます。

身体を動かせるという点にといては街中でのゴミ拾いも同じことが言えます。

ただし、ビーチクリーンの場合、砂の上を移動しながらゴミを拾うので、アスファルトを歩くような安定性がありません。

なので、足腰の筋肉への刺激が非常に大きいのです。

スポーツをやっている人でビーチランニングを取り入れている人がいるのは、そういう理由です。

私も初めてビーチクリーンをやったとき、ふくらはぎの筋肉痛が数日収まらないほどでした。

自然を満喫できるという点は、個人的にはビーチクリーン最大のメリットだと思っています。

ビーチクリーンは、太陽の光を全身に浴び、潮の香りを感じ、波の音やカモメの鳴き声を聞きながらゴミを拾うことができます。

これだけ環境問題が取りざたされているのも、都市化が進行し、物理的にも、精神的にも、人間と自然との間に距離ができたから、という側面が大きい気がしています。

こういった自然を感じられる場所に、ゴミという人工物が落ちていると、その非対称性を強く感じられ、余計に「自然を守らなきゃな」と感じることにも繋がります。

これは、ビルに囲まれた都市の中でのゴミ拾いでは感じられない感覚かもしれません。

完全に個人の感想ですが、朝からビーチクリーンをやった後に食べる昼飯は本っっっ当に美味しいです。

サステラコミュニティでは毎月ビーチクリーンをやっていますが、1ヶ月のうちビーチクリーン後に食べる昼食が一番食べ物を美味しく感じられる一食です。

身体を動かして、しっかりとお腹がすいた状態で食べる。

生物として当たり前の営みではあるのですが、現代ではこれが出来ていない人が意外と多いです。

1日3食が当然に根付いていて、周囲にはコンビニがあって、いつだってすぐに食べ物を食べられる。

下手すればお腹が空いていないのにご飯を食べているなんて人もいるでしょう。

だからこそ、ビーチクリーンで普段よりもしっかり身体を動かしたあとに食べるご飯は、美味しく感じられるんです。

ビーチクリーンはもちろん一人でだってできます。

でもやはり、みんなでやるビーチクリーンはとっても楽しいですよ。

環境問題に関心を持っている人なら尚更です。

地球を大切にしたいという価値観を持った仲間たちとつながることができるわけですから。

サステラコミュニティでは毎月、神奈川県の湘南エリアでビーチクリーンを実施しています。

ビーチクリーン以外にも、チャットやZOOMなどを使ってオンラインで交流したり、オーガニックやヴィーガンなどの飲食店で一緒にご飯を食べたり、エシカルなお店で一緒に買い物をしたりしています。

ぜひ皆さんのご参加お待ちしております！